2月 24 2012
胡桃を貯めこんで
胡桃を拾う時期は丁度栗拾いと同じ頃。
母は栗に目がなくて沢山拾ってきていた。
私は栗よりも胡桃が好きで、見かけると拾って歩く。
拾うといってもせいぜい1,2kgとほんの少し。
そんな気持ちが何処か通じたのらしく、叔母たちから胡桃が届いた。
胡桃にも先がとんがったハート型のがあると気付く。
調べると姫胡桃と出ている。昨秋拾ったのが“姫胡桃”。
頂き物の“鬼胡桃”はゴツゴツして丸みがある。
この鬼胡桃は22年産のもので、
今年のように放射能汚染が気になる時期は有難い頂き物。
皮と共にあるのが“ヒッコリー”(胡桃の一種)で
昨秋、仙台へ出かけた折りにnatちゃんと拾ったもの。
これは少し汚染されているかもしれない・・・。
リースにつけたら素敵かもと思いつつ仕上げずに終わる。
この胡桃を食べようと思うとかなり手がかかる。
胡桃割などでは割れないのだ。
軍手をしてさらに縄で胡桃を巻いて重いハンマーで叩く。
台も石などの硬いものが必要。
殻からは千枚通しなどでほじくる。
小さな殻も手で拾いようやく素材になる。
こうして300g~500gもの胡桃にするには一日仕事。
今日などはお菓子に使いたくて50gだけ剥いて早速取りかかったが、
何とこんな失敗するかというくらい喰えないものが出来た。
捨てるほどのものを作った経験は記憶に無いくらい。
さてまた剥く作業を続けるとしよう。